明けましておめでとうございます!(今日は不登校の時の話です)
こんにちは!2021年がスタートしましたね。
コロナウイルスで大変な時ですが、皆様にとって良い年になることを祈っています。
今日は自分が不登校だった時のお話をしたいと思います。
不登校になり、起床しても特にやることがなく、ゲームをしたり携帯をいじっていた記憶があります。DVDを見たりもしていたかな?
朝起きても目標(やること)がないのでダラダラする。気持ちだけは焦っていく。
今日一日を乗り切ろう。明日の朝は何か行動を変えようと思う。
何か努力を始めようと思う。
次の日起きて、目標を定めていないので、何をして良いか分からず、ただ焦りと不安が生まれる。ゲームやDVDに逃げる。夜になり一日を乗り切った気になる。
そのうちに土日が来て、外に出て、遊んだりして、月曜日になると引きこもる。そんな感じでした。
平日学生が一人で外にいれば、学校はどうしたのかな?と思われる。
近所の人にどう思われるかが気になる。とにかく世間の目が気になる。
そんな感じでした。
ゲームは暇つぶしでやっていた感じです。
DVDを見たりするのも、確かに見ていて楽しいですが時間つぶしや不安なことを考えないようにするため…という感じでした。
相談を伺っている中で、子どもがゲームばかりしていて、イライラする。
学校に行かないのに、休みと決まると元気になって遊ぶので、怒りたくなる
という声をよく聞きます。
親御さんのお気持ち、理解できます。やるべきことをしないで遊ぶなというご意見があるのも分かります。
ただ、ゲームをしたり動画を見たりするのは、単に暇つぶしという事ではなく、不安な気持ちや焦りから逃げたいという気持ちからという面もあることをご理解下さい。
本人も自分がこのままではいけないという事を理解しています。
しかし、どうすれば良いのか、どうしたら良いのかが分からずにいるのです。
そうは言っても子どもの将来が心配でしょうし、不安だと言い続けて現実から逃げることもできません。本人が現実をしっかり見つめて、否定しないで受け入れることが問題解決の第一歩となります。
アドバイスを聞く準備が出来ていない子どもに、いくらアドバイスしても意味がありません。むしろ口うるさいと思われて逆効果になります。
聞く準備が出来るまで見守る。そして、準備が出来たら少しのアドバイスを与え、また見守る。これが大切です。
ぜひ実践してみてください。ではまた。
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