~子どもの気持ちを読み解くヒント~
おはようございます。
今日は不登校児の気持ちではなく、親御さんの気持ちと子どもの気持ちを読み解くをテーマにブログを書いてみます。
もしご意見やご感想、ご共感いただけたらぜひコメントで教えてください。
親御さん(以下親にします)はお子さんが不登校になってしまうと、どうしたら良いか分からなくなってしまいますよね。
特に親に不登校経験がなければ、不登校になってしまう理由も分からずに、ただただ焦るばかりになってしまうかと思います。
理由はやはり子どもの将来の心配が大きいでしょう。
また、自分の子育てが間違っていたのでは?と考えてしまい自分を責めてしまうでしょう。
今はネットで多くの情報が得られますので、いろいろと情報収集をされると思います。
場合によっては、不登校の講演会に参加したり、役所などへ相談に行ったりすると思います。
また、ママ友や近所の知り合い、自分の親などに相談したりすると思います。
そうして、情報だけが大きくなってしまい、どれが正しい情報なのか分からずに途方に暮れてしまう…そんな方も多いのではないでしょうか?
そして、子どもは学校に行かずにゲームやスマホをいじっている状況にイライラしたりする。毎日学校に休みの連絡を入れることに疲れてしまう。そんな悪循環に陥ってしまうと思います。
またイライラしたり子どもに怒ってしまう自分に、嫌悪感を抱くかもしれませんね。
何度も話題にしていますが、子育てに正解はなく、また親以外の人間と子どもは数多く接している状況から、理想の教育を行うことはとても難しいです。
何かを抑圧しても必ず反発が起き、真逆の状況になることはよくあることです。
本当にお育てとは難しいですよね。
一つ子どもたちの心理を読み解くヒントがあります。
それは、自分が子どもだった時、思春期だった頃のことを思い出してみることです。
それも表面的なことだけでなく、辛かったこと・頑張ったこと・何に悩み何に困っていたかを。何に反発し何に怒りを覚え、どんな行動をしていたかを。
そして親に将来の事を考えろ!勉強しろ!と言われて(言われなかった人もいるかもしれませんが)どうしていたかを。
記憶は薄れ、美化されていくものです。
日記をつけていなければ、詳細に過去を思い出すのは難しいかもしれません。
しかし、一度自分の子ども時代について深く深く考えてみるのはいかがでしょうか?
大人になると子ども時代の事を忘れてしまいます。
そして、子どもを子どもとしてではなく、大人として接してしまい
子どもの発言に対しても「何馬鹿な事言ってるの」と相手にしなくなってしまいます。
大人になることは悪いことではないと思います。大人が悪いわけでもないと思います。
そもそも悪いことなどないのです。ただ、自分が子どもであったこと、思春期に多くの事に悩んでいたこと、大人からすればちっぽけだと思われることで、眠れないほど悩んだ日々があったこと、あるいは大事な授業を聞かずに寝てしまったこと、好きな人がいたこと、それで悩み不安になり絶望したこと。
その多くの事を忘れてしまい、昔大人の対応で傷付いたことを自分がやっていること。
日々の生活の中で仕事・育児で手一杯かと思いますが、一度自分の原点に立ち戻ってみてはいかがでしょうか?
子どもの気持ちを読み解くヒントは、教育本ではなく、自分の心にあるかもしれませんよ。
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