負の感情は連鎖する
こんばんは。ひどい雨や水害が続いていますね。
今週はずっと雨予報ですので皆さんお気をつけください。
今日のお話です。
「負の感情は連鎖する」
こちらについて解説していきます。
例えば、あるお父さんがいたします。そのお父さんが子供に向かって宿題をしろ!いつまで遊んでいるんだ!と怒ったとしますね?
この怒りという感情は、本当にお子さんに向けられたものだと思いますか?
お子さんを攻撃したくてやったことだと思いますか?
↑これだけだとよく分かりませんよね?
詳しくお話します。
お父さんは会社では重要なポジションに就いているとします。
そして、今日社長に呼び出され業績悪化の件で叱責されたとします。
モヤモヤとした感情が渦巻く中で帰宅し、子供が遊んでいて何もしていません。
その時声を荒げて言います。
「宿題をしろ!いつまで遊んでいるんだ!」と。
人は怒りの感情や叱責された時など、負のエネルギーを解消するために、自分より立場の弱い人に当たる傾向があります。
ここで重要なことは、自分より弱い立場の人に当たるということです。
例えば「親」や「先生」という立場の人が、子供や生徒に対し鬱憤を晴らしてしまうことがあります。
また、子供も「母親」には強く物事を言い、嫌なことや辛いことがあると当たる傾向があります。
※全ての親御さん、先生、お子さんがそうであると言っているわけではありません。
つまり、始めに強い立場の人が弱い立場の人へ負のエネルギーを与え、それが連鎖していき弱い立場の人へ、弱い立場の人へと連鎖していくのです。
もしこの記事を読んでくださっている方がいれば、自分が怒りたくなった時、弱い立場の人に何かを言いたくなった時、その怒りや叱責はその人のためにやっている事かを考えてみてください。
負の連鎖で、弱い立場の人へ負のエネルギーを伝えているだけじゃないか?
それとも本当にその人を思ってやっている行為なのか。よく考えてみてください。
もし強い立場の人が、怒りや叱責をしてきた場合は「この人も何か嫌なことがあったのかな~」と受け流して、自分で連鎖を止めましょう。
一番辛く一番強いのは弱い立場の人に当たっている人ではなく、自分で連鎖を断ち切ることができる人です。
もし自分を変えたい!強くなりたい!と思っている人がいたら、自分で負の連鎖を終わらせて下さい。弱い人に当たるのではなく他の方法でストレスを発散して下さい。
そうすれば、周りの人より一番強くかっこいい存在になれるはずですよ。
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