イギリスのことわざの紹介(アドラー心理学)
こんばんは。
最近アドラー心理学を勉強しています。アドラー心理学は、理解ができても実践することが難しい心理学です。私自身アドラー心理学に感銘を受けましたが自分で実践してみるとなかなか難しいものです。
今日のお話です。
イギリスのことわざ
「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink」
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
意味は
馬が水を飲むかどうかは馬次第なので、人は他人に対して機会を与えることはできるが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第であるという意味です。
このことわざは、アドラー心理学に通じる考え方です。
人に対して、いくら働きかけても、結局は本人次第なのです。
子育てや不登校問題もアドラー心理学では、不登校の問題は本人の問題である。
だから親が踏み込んではいけないとしています。
では、親の出来ることはなにかというと、本人が助けを求めてきたときに、サポートする。それができる態勢を整えてあげることです。
水を飲みたいと言ってきたときに、水辺に案内してあげるということですね。
不登校からの脱却を水と例えると、いくら本人に水を飲ませようと本人が拒否をすれば飲ませることはできません。だから、飲みたくなるまで待つ。そして、水を欲した際に、すぐに水辺に連れて行けるように、道を作っておく。
それが親の出来ることなのです。
一つの考え方として覚えておいてください。
ではまた。
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